自動採番プラグインは、複数人が同時に採番を行った場合でも、基本的には重複した値が採番されることはありません。
本プラグインの採番処理は、登録前に採番候補値のレコードが存在するかのチェックを行い、存在しない場合はそのまま登録。存在する場合は再度採番値をずらして、再登録を試みる仕様になっています。
本プラグインの採番処理は、登録前に採番候補値のレコードが存在するかのチェックを行い、存在しない場合はそのまま登録。存在する場合は再度採番値をずらして、再登録を試みる仕様になっています。
例:
色々な採番判定処理を行った結果、作られた採番候補値が
ユーザーA:TEST-001
ユーザーB:TEST-001
で重複した場合、ユーザーAが先に処理されると存在チェックが引っかからないので登録されます。
後に処理されるユーザーBは存在チェックで既登録と判定され、インクリメントされた「TEST-002」で採番を行います。
色々な採番判定処理を行った結果、作られた採番候補値が
ユーザーA:TEST-001
ユーザーB:TEST-001
で重複した場合、ユーザーAが先に処理されると存在チェックが引っかからないので登録されます。
後に処理されるユーザーBは存在チェックで既登録と判定され、インクリメントされた「TEST-002」で採番を行います。
ただし、kintoneのカスタマイズ特性上、厳密なトランザクション管理は基本的にできないため、完全同時に処理された場合、かなり低い確率ですが同一値が採番される可能性はあります。
採番値の重複を防ぐ方法
採番対象フィールドのフィールド設定にて「値の重複を禁止する」にチェックを入れていただくと、重複した場合にはkintone側でエラーになりますので、同一値が採番されることはなくなります。
エラーが出た場合は、そのまま再度保存ボタンをクリックしていただくと採番アクションが再び動いて、重複しない番号が振られます。
【フォーム設定画面】
採番対象フィールドの設定を開きます。
「値の重複を禁止する」のチェックをONにしてください。
【値が重複した場合】
複数人のユーザーが同時に採番を行った場合、後から保存したユーザーの画面に「値がほかのレコードと重複しています。」というエラーが発生します。
キャンセルせず、そのまま再度保存ボタンをクリックしてください。
レコードが保存され、重複しない番号が振られます。