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実行ログ管理アプリの内容

実行ログ管理アプリには、Sansan Data Hub連携の処理フロー(実行種別)単位で処理結果が記載されたレコードが追加されます。

実行ログ管理アプリのレコードの見方

スクリーンショット 2025-12-08 16.21.44

実行種別

実行種別には以下の6種類があります。
名刺連携取得フロー
名刺連携反映フロー(会社)
名刺連携反映フロー(拠点)※連携している場合のみ
名刺連携反映フロー(人物)※連携している場合のみ
リッチ情報付与フロー
未リッチ情報連携フロー
※各フローの詳細については、「Sansanとkintoneの連携の概要」をご確認ください。

作成日時 実行ログ管理のレコードの作成日時です。
各フローの処理が終わった後にレコードを追加します。
開始日時 各フローの処理が開始した日時です。
終了日時 各フローの処理が終了した日時です。連携データが多いと終了日時が遅くなります。
結果 各フローで処理した連携データの有無を表示します。
実行結果

実行結果には以下の3種類があります。
成功(全連携データについて処理が問題なく終了した場合)
失敗(処理の全て、または連携データの一部がエラーにより連携されなかった場合)
ワーニング(前回周回処理が終了していない場合または連携データの処理は問題なく終了したが、データの一部に注意が必要なデータが含まれていた場合)
※ワーニングについては、データの一部に注意が必要なデータが含まれていた場合は、「成功」または「失敗」とは別にレコードを追加します。

ログメッセージ 各フローの処理

 

ログメッセージの内容

実行ログ管理アプリに実行結果が「失敗」「ワーニング」のレコードが追加された場合、レコードの「ログメッセージ」の内容に応じて必要な対応をご確認ください。

実行結果

ログメッセージの内容・状態

対応・詳細

失敗

(対象フィールド)有効桁数を超えています。

更新対象アプリの設定で、桁数上限を変更してください。

[アプリの設定]-[高度な設定]-[数値と計算の精度]-[全体の桁数]を22に設定(初期設定は16)

失敗

(対象フィールド)値がほかのレコードと重複しています。

メッセージに表示されているフィールドの重複不可設定を解除してください。
※対象フィールドが
・会社マスタ:soc
・拠点マスタ:slc
・人物マスタ:personId_soc
の場合は弊社にお問合せください。

失敗

(対象フィールド)必須です。

メッセージに表示されているフィールドの必須設定を解除いただくか、初期値を設定してください。

失敗

入力内容が正しくありません。
メールアドレスの形式が正しくありません。

SansanDataHubから連携されたメールアドレスに不正なフォーマットの値が含まれています。弊社にご連絡ください。

失敗

データが更新されたため、操作に失敗しました。時間をおいて再度お試しください。

SansanDataHub連携プラグインがレコードを更新するタイミングで同じレコードを編集しているとエラーになる可能性があります。

失敗

データベースのロックに失敗したため、変更を保存できませんでした。時間をおいて再度お試しください。

SansanDataHub連携プラグインがレコードを更新するタイミングで他の処理が重なるとエラーになる可能性があります。

失敗

{"originalError":{},"retryCount":3,"isRetryLimitExceeded":true}

SansanDataHubのサーバーとの通信エラーです。

連続して発生する場合は弊社にお問合せください。

失敗

{"message":"Request failed with status code 401"(略)

プラグインの設定画面に入力した「クライアントID」「クライアントシークレット」が誤っています。確認して正しいものを入れ直してください。

※「名刺feedID」「取込CSVfeedID」が誤っている場合にはエラーにならずデータが連携されない状態になるだけなのでご注意ください。

失敗

未リッチ情報連携フロー

{"message":"Request failed with status code 400"(略)

プラグインの設定画面に入力した「取込CSVDataSourceID」が誤っています。確認して正しいものを入れ直してください。

ワーニング

前回MCFデータがエラーか処理中につき残留しています。

直前の名刺連携取得フローまたは名刺連携反映フローが「成功」の場合、連携名刺データ数が多く処理が完了していないためにこのメッセージが出ます。

この場合特に問題はありませんので対応は不要です。

直前の名刺連携取得フローまたは名刺連携反映フローが「失敗」またはログ自体が存在していない状態でこのメッセージが出る場合には弊社にお問合せください。

ワーニング

前回の開始日時指定名刺ChangeFeed取得処理について、データ取得処理中です。

直前の名刺連携取得フローに開始日時を指定して、取得が完了していない場合にこのメッセージが出ます。

開始日時を指定していない状態でこのメッセージが出る場合には弊社にお問合せください。

ワーニング

不正な形式のデータを検出したため連携を行いませんでした。

Sansanに登録されているデータと異なる場合にはSansanサポートセンターにお問合せください。

ワーニング

ルックアップ参照エラーによる入力値の変換を検出しました。XXXコード:[◯◯]

XXXコードとある対象のマスタアプリに◯◯の値が存在することをご確認の上、弊社にお問合せください。

ワーニング

連携する名刺データ取得において一度に取り扱える上限値を超えました。取得した◯件で処理します。

取得したデータ数が上限値を超えているために上限値での処理になったという通知です。

ワーニング

kintoneの作成日時とDataHubに登録されている作成日時が異なるため更新処理をしませんでした。

連携設定している会社マスタアプリとは異なる、別の会社マスタアプリのレコードをSansan Data Hubに登録している可能性が高いため、正しい会社マスタアプリの情報を登録するために、表示されたレコードIDのレコードを確認し、kintone→Sansan Data Hubフラグのフィールドの値「レ」をクリアしてください。

これにより、レコードが未リッチ情報連携フローによりSansan Data Hubの「kintone会社マスタ」にインポートされ、その後、Sansan Data Hubにおいて名寄せが完了次第、Sansan Data Hubより連携され、kintoneの会社レコードが最新の内容に更新されます。

成功

連携対象名刺データに名刺交換日が入っていないため更新処理をしませんでした。

Sansanに登録されている当該人物の名刺データすべてに「名刺交換日」が登録されておらず、どれが最新の名刺か判断できないために更新をしなかったものです。リンクで表示された名刺の内容で更新処理をする場合は、Sansanにおいて名刺交換日を登録してください。
※名刺交換日による更新の詳細については、「Sansanとkintoneの連携の概要」をご確認ください。

成功

連携対象名刺データの名刺交換日が古いため更新処理をしませんでした。

連携対象名刺データの名刺交換日が、kintoneに既に入っている名刺交換日よりも古いため、人物情報の更新をしなかったというお知らせです。
※名刺交換日による更新の詳細については、「Sansanとkintoneの連携の概要」をご確認ください。

成功

実行結果が成功であるにもかかわらず、全件数と「追加+更新」の件数が一致しない場合
例)名刺連携反映フロー(拠点)
【拠点】全1件中 追加0件 / 更新0件

Sansanからの値にキーとなる値(会社:soc / 拠点:slc / 人物:personId)が入っていない場合は、kintoneに追加も更新も行いません。この場合に、追加と更新の合計件数が全件数と一致しません。